栄光のトリビア02
同人誌業界も今や30%、40%、50%割引が乱れ飛ぶ戦国時代。
それでも栄光は「禁断の25%割引」をリミットとする姿勢を、なぜ貫くのか!?
2014年10月 栄光公正取引委員会
料金体系に関する報告書
2011年7月に「禁断の25%割引」を開始。七夕にちなんで“一年に一度だけね”と閑散期を当て込んでスタートしたところ、夏コミ合わせと7月のオンリーが盛り上がっていたこともあり、スマッシュヒット。予想外に多くのお客様にご利用頂きました。
それから3年。同人誌業界も今や30%、40%、50%割引が当たり前。それでも、栄光の25%は変わらない。
ではなぜ25%なのか
◇栄光の価格帯はもともと低めに設定しているので25%を割り引くことが精一杯
◇あまりにも大きな割引をするのは、通常価格でご利用いただいているお客様に失礼
【設 問】
「通常価格30,000円の25%割引」と「通常価格40,000円の40%割引」は直感的にどちらを安く感じますか?
もちろん計算すれば答えは明白なのですが、このトラップにハマりやすい。
¥30,000×0.75=¥22,500 ≪ ¥40,000×0.60=¥24,000
3万円の25%割引のほうが安いんです。栄光も通常価格を上げれば、ドガーンと割引キャンペーンができますが、それはしません。いまさら路線の変更はできません。
そして栄光からの言い訳
「禁断の25%割引」を“一年に一度だけね”といっておきながら、冬コミ合わせで「掟破りの25%割引」をやります。これは、“一年に一度”という「掟」を破ってしまうという言い訳をしながらのキャンペーンです。掟を破るのだから、これも一年に一度が限界です。
できるだけ広い同人誌セットに適用する、出血サービスなので計画的にご利用ください。特にオンデマンドコースでは普段に大きな割引がないので、かなりお得だと思います。お見逃しなく(12/5締切)。
新商品の「フェアリーセット」「和とじ本セット」も割引対象です。この機会に12月イベント・冬コミ合わせで、ぜひお試しください。
比較的低価格で、安定的に商品を提供するのが栄光のモットーです。
この記事を書いた人
栄光の二代目社長。マンガを描くことよりも、本の企画・編集が好き。