技ありっ!素敵☆BOOKS24-箔押しと浮き出し加工-

こんにちは!ananです
今日は特殊紙「フリッター」を使用した作品をご紹介します。

「フリッター」は雲のようなもこもことした質感、柔らかな印象でありながらしっかりとした厚みのある特殊紙です。
以前栄光で使用していた「メガ」とよく似た紙質のため、メガの作品例も参考にしていただけますよ!


作品はこちら、鳥類マスオ様(@masuo_HB表紙デザインのアンソロジーです。

柔らかい空模様とフリッターの紙質がキレイに合ってます~!
フリッターはその紙質から、ベタの部分が少しぬけのあるもふもふっとした刷り具合になります。
今回だと写真下部の机のところとかが分かりやすいでしょうか。
自然とふんわりとした印象になるのがいいですよね。

タイトルは絵柄になじみながらもハッキリと主張を感じる蛍ピ
こちらは「カラー表紙1色プラス」を使用して蛍光ピンクを追加されています。

このオプションは表1.4共通の為、表4側もこの通り。
淡い濃度で肌の上などに重ねるのも素敵ですが、100%の濃度でのせても特色ならではのメリハリが出ますね。

そして蛍ピタイトルをぐっと引き締める黒字の部分は「箔押し:黒」
実は見たときは「箔だ~!」ってすぐ気付けなかったんです、お恥ずかしながら…
というのもこの箔、表紙より凸んでるんです。

箔押しはその名の通り押し付けて箔をつけるので、押された箇所はほんの僅かに凹むことこそあれど凸むことはありません。
フリッターのような柔らかい紙は少し凹みやすく、逆によく凹むことを利用して箔無しの空打ち加工をしたりする方も多いです。

じゃあなんでこれは凸ってたの?というと、こちらは箔押し加工と合わせて「浮き出し加工」を追加されてたから。

「浮き出し加工」とは凹状の版と凸状の版の間に紙を置き、圧力をかけることで図柄が浮き出したような立体感を作り出す加工。
その逆の「デボス加工」も方法としては同様です。
浮き出しは「エンボス」とも呼ばれますが、栄光ではニスを使った「エンボスニス」があるのでややこしくないよう主に「浮き出し加工」と呼んでいます。

つまり今回は浮き出し加工を重ねることで、見事盛り上がった箔となったのでした!

ちなみにデータはこちら。

CMYK

蛍光ピンク

浮き出し

浮き出しは同じ個所・同じ形なので、データも1枚で兼用しています。
蛍ピの置き方もCMYKデータと絡めて参考になりますね。
蛍光色もやはり半透明インクなので、バシッと色を出したいときは背景白抜きに限ります。
色味にも質感にも強弱のついた、工夫のこもった仕上がりです!

☆お客様コメント
「細かな抜き合わせなどもズレが少なくきれいに刷って頂きました!
ザラ感のある紙に蛍光カラーは他の色でもやってみたいです」

わ~他の蛍光カラー!きっと素敵ですね😄
もしお作りになる際は、是非またお手伝いさせてください~!


ちなみにオプション「カラー1色プラス」であれば、蛍光グリーンなどその他基本色内への色変更のご相談に乗れます。
これが「5色セット」だと変更不可で「蛍光ピンク」の3色からご選択となるのであしからず。(代わりにサンバセットへ別途オプションを足すよりちょっとだけ安い。)
ただ「カラー1色プラス」でも蛍光グリーンなどは特殊な対応になるので、ご依頼の前には必ずご相談いただけますと幸いです。

ではでは、次回もお楽しみに☆


★今回の仕様
【セット】舞姫カラーセット(表紙用紙:フリッター/ホワイト)
【オプション】カラー表紙1色プラス(蛍光ピンク)箔押し(黒)浮き出し加工

anan

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はじめまして!栄光スタッフ・ananです。趣味のお絵かきをしつつ、皆さんの同人誌や印刷物を精一杯お作りしていきます(^▽^)

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